何をもって人手不足を補うか

こんにちは。ホワイトボックス(株)の阿部です。  

人手が足りないという声を多く耳にするようになってきました。

 その背景は様々ですが、実感として地域差はあまり感じません。


 都心部であったとしても、人が定着しないがために、 常に人を募集しなければならないところもあれば、 過疎地であるがために人を募集してもなかなか集まらないところもあるようです。 


 医療も介護も、人が人にサービスを施すことで成立します。

 サービスする側が一人で完結すればよいのかもしれませんが、 小さな診療所でない限り、チームで医療や介護サービスが提供されています。ここに、サービスを提供する側に人間関係の問題が発生しやすい根幹があります。


 多くの医療機関や介護施設が、この問題で悩んでいることだと思います。

 経験値も考え方も、様々な人がいるの現場をまとめるのは大変なことですが、 一つ言えることは、こうした問題を個々人のパーソナルに任せいてる限りは解決できないと理解しています。


 被雇用者は年齢も経験も様々ですし、外国人技能実習制度の議論花盛りの今後は、そもそも背景にある宗教や文化が違う人達の集合体になってくることが考えられます。 


そうした個々人を一つにまとめる為には、どうしてもビジョンや方向性・方針を示すということが欠かせません。 賃金や残業・有給休暇の取得率といった働きやすさ、といった面は当然あることでしょう。

 しかし、他のプロフェッショナルの世界をみてもあきらかなように、 それだけでは人が一つの目標に向かって歩みを進めていくことは不可能です。


 目標を提示し、スローガンを掲げ、戦略を伝えることで、 個々人の思いに働きかけることができるのではないでしょうか。 「私たちが目指すものは○○だ。○○に向かうために、私たちはこのような方法で取り組む」といった、 ビジョンや方向性、そして具体的な方法を示し取り組んでいく必要があります。 


医療も介護も、人対人。人がいなければサービスの提供はできませんし、 逆の視点でいえば、人がいなければサービスを受けることもできません。


 需給のアンバランスな時代が近づいている今、 敢えてこうした当然のことを振り返り行動修正をしていくのか、 それとも、これまで通り個々のパーソナリティに任せていくのか。 高齢者人口が2度目のピークを迎える20年後には、答えがでていることでしょう。 

 

病院マネジメント 気づきノート

病院や介護施設への経営支援という仕事を通じ、日々現場に関わらせてもらうなかで、様々な人たちとの出会いを通して互いに切磋琢磨し、一歩ずつ前に進んでいけたらと思っています。そんななかで感じたこと、考えたことなどを綴っています。

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