業務改善に必要な自由闊達な風土

こんにちは。ホワイトボックス(株)の阿部です。先日、ある介護施設で、医療介護の現状について話す機会を頂きました。

テーマは「2025年問題と医療介護の現状」。

 主な内容としては人口減と社会保障費の逼迫、自己負担増の可能性と医療・介護報酬の増加が見込めないといったなかで、我々には何ができるのか?といったことをスタッフの皆様にお話しさせて頂きました。


 テーマが大きすぎ、「聞く身としては内容が漠然としていた」というアンケートも頂戴しましたが、少なくとも日本の現状については、理解して頂けたようでした。…で、現状は分かったケド、それで私たちに何ができるの???

・・・う~ん、もっともなご意見です。社会保障制度のことや、少子高齢化の流れは私たちにどうにかできるものではありません。


 でも、自分たちの職場を守ること、自分たちの職場を変えることはできるのではないでしょうか。もっと言えば、自分たちの職場を守り、変えることは自分たちにしか、できないのではないでしょうか。


その為にできることの一つに「業務改善」があります。

業務改善とは、

1.仕事をよりうまく(品質)、はやく(時間)、やすく(合理的≒コスト)行うために、

2.仕事の仕組み(ルールや手順)、進め方、問題点を、

3.抽出・分析し、改善策を考え、実行する。

ことです。


 スタッフ一人一人が工夫し、今の仕事をよりやり易くしていくことができれば、今は小さなことだとしても、いずれ大きく差がつくものだと理解しています。ただ、やれば良いというものでもなく、いくつかのコツも必要です。


 一つめは、なにより自由闊達に意見が言える風土であることは重要な要素です。意見が言いづらい、言ったら嫌われる…そんな風土の組織ではいずれ腐敗し、内側から崩壊していってしまうでしょう。とはいえ、皆がみんな、面と向かって意見が言える人ではありません。


 ですので、通常であれば「改善提案シート」を作成して、提出を促していきます。この時も、頻繁な提出が義務になってしまえば苦痛になるので、月に1人1回位がベターかもしれせん。


 2つめのコツは、上司あるいは管理者が必ずこうした意見にレスポンスを返すことです。なかには、ここぞとばかりに言いたいことをならべてく人もいることでしょう。また、もしかしたら、ある職員にとっては、勇気を振絞って提案した事例かもしれません。ただ、どちらも組織のことを思って提案してきているのですから、それにレスポンスをしていかなければ、「どうせ言っても無駄だ」という空気が醸成されてしまい、かえって悪い結果を生むことにもなり兼ねません。


いずれにしても、一つ言えることは自ら変わっていける組織は強い。

業務改善を文化として定着させる。

「塵も積もれば山となる」というのが、業務改善ツールの原理です。

Whitebox Staff Page 病院マネジメント 気づきノート

病院や診療所、介護施設への経営支援という仕事を通じ日々現場に関わらせてもらうなかで、様々な人たちとの出会いのなかで互いに切磋琢磨し、一歩ずつ前に進んでいけたらと思っています。そんななかで感じたこと、考えたことなどを綴っています。

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