優先順位の判断基準

 こんにちは。ホワイトボックス(株)の阿部です。

 仕事場のみならず、家庭でも、あるいは趣味の活動においても、問題というものは発生するものです。というか、私の場合、問題だらけですけど…(^^;)

 そんなとき、何が問題なのか、ということが分からないことが問題だったりもしますが、ここでは問題の定義を「目標との乖離」としたいと思います。売上げノルマの目標との乖離、奥さん(旦那さん)への満足度の乖離、マラソンの目標タイムとの乖離etc... これら目標との乖離を、まずは「問題」と定義することで、「問題」ということを明確にしたいと思います。

 さて、何が問題が明確になったら、次は現状と目標の乖離を埋めるために準備すべきこと、を確認します。問題解決のためには、次のようなプロセスを踏んでいくことが有効です。


1.到達点の確認(Attainment)

2.現状の確認(Staite)

3.乖離の確認(Confirmation)

4.解決策の思案(Solution)

5.解決策実行のプラン(Plan)

6.解決策の実行(Do)

7.実行した解決策の効果測定(Check)

8.解決策の修正・実行(Action/Adjust)


 今回の表題「優先順位の判断基準」は、4.「解決策の思案」部分におけるテーマです。A案、B案、C案…。どれも捨てがたい妙案だとした場合でも、優先順位を決めて実行していかなければ、限られた時間や資源を有効に使うことができません。優先順位を決める判断基準には、次のようなことを軸においておくと、迷った時の座標になります。

🔶時間的要素(緊急度)

🔶物理的要素(重要度)

🔶空間的又は社会的要素(影響度)


 時間的要素(緊急度)とは、与えられている時間的余裕(〆切)のことをいっています。物理的要素(重要度)は、それを実行することで掛かる時間や人員、コストなど。そして、空間的又は社会的要素(影響度)は、その決定をすることで、組織や社会にどこまで影響が波及するのか。さらには、その決定はどの位の時間影響を与えるのか、について考慮することが有効です。

 優柔不断な人は、普段のトレーニングの場として、外食の時のメニューを決めるときにこの3つの要素を思い出してみてください。例えば、減量目標との乖離があるとき。

 ・・・時間的要素はあまり関係なさそうです(昼休憩が少ししかないときは、早くでてくるメニューにしなければなりませんが…)。次の物理的要素はどうでしょう。ちょっと関係しそうですネ。主食以外でお腹を満たそうとすると、往々にしてエンゲル係数が高くなりがちで、お小遣いにも影響してしまいそうです。空間的又は社会的要素はどうでしょうか。あなたが減量に成功することで、社会的にどのくらいの影響があるのか。

 「自分がやせたところで、社会的な影響なんてない?」いえいえ、そんなこともありません。あなたが健康になることで、家族は喜ぶでしょうし、将来病気になるリスクが減れば、医療費などの社会保障費の負担は確実に減っていきます。健康でいられる時間は空間的要素に影響し、病気になるリスクは社会的要素に立派に影響するのです。

 問題の大小に目が行きがちですが、どこから手を付けてよいか分からない問題ほど、まずはバラバラに分解して、一つずつ検証していくことが重要です。その検証過程においては「優先順位の判断基準」を拠り所にするのが有益です。


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