阿部 勇司

2000年の介護保険制度スタート後、すぐにホームヘルパーの資格を取得し、訪問介護の現場で働きました。
当時はまだ少なかった、24時間対応をしていた事業所の深夜枠~午前枠を主に担当したのち、一時は管理職を経験したものの、施設介護にも興味を抱き、その後病院へと入職しました。
病院では看護助手として現場業務に携わったのち、事務職へ配属。
窓口業務や診療報酬の請求業務を経験した後、経営企画室に配属され病院の運営全般に携わらせてもらいました。
2014年、ホワイトボックス(株)に入社。
現在はアセアン進出支援協会の

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習慣化までの21日と行動をかえる要素

こんにちは。ホワイトボックス(株)の阿部です。今年も残すところあとわずかとなりました。皆さんはどんな1年を過ごしましたか?私はというと、年初の手帳を振返ってみると、立てた3つ目標のうち、達成できたものはわずか一つ…まぁ、1勝3敗、勝率3割でまずは良しとしたいと思います。ところで以前、精神科の専門医の先生から、「物事を習慣化させるためには、最低21日間は続けることが必要」ということを聞いたことがあります。なるほど、21日続けられれば、そこから流れに乗っていくことはできそうです。では、どうやって21日間続けるか、ということが問題になりますが、これは自分の行動習慣を変えていかなければなりません。もっとも取り組みやすい事は、「時間配分を変える」こと。1日のなかの生活リズムを変えることが有効です。起きる時間、寝る時間を変えるだけで、できそうなことがいくつか浮かんでくるのではないでしょうか。仕事のなかで時間配分を変えることも重要です。1日の仕事全てを業務に費やすのではなく、2割は新しい事に取り組む時間にすることで、将来の可能性を広げることもできるでしょう。学生でいえば、勉強時間の2割は得意な科目の強化、あるいは苦手な科目の強化に集中してみることも有益ではないでしょうか。生活リズムもなにも変えず、意思だけで物事を変えようとしても、現実には難しく、自分の意思の弱さを嘆き、自己嫌悪に陥てしまっては本末転倒です。「物事を習慣化させるには一定の時間が必要」なことを認識したうえで、時間配分を変えて挑戦していくという戦略が有効です。失敗したら、時間配分の仕方から、また変えていくこと。意思の弱さを嘆く必要はありません。

優先順位の判断基準

 こんにちは。ホワイトボックス(株)の阿部です。 仕事場のみならず、家庭でも、あるいは趣味の活動においても、問題というものは発生するものです。というか、私の場合、問題だらけですけど…(^^;) そんなとき、何が問題なのか、ということが分からないことが問題だったりもしますが、ここでは問題の定義を「目標との乖離」としたいと思います。売上げノルマの目標との乖離、奥さん(旦那さん)への満足度の乖離、マラソンの目標タイムとの乖離etc... これら目標との乖離を、まずは「問題」と定義することで、「問題」ということを明確にしたいと思います。 さて、何が問題が明確になったら、次は現状と目標の乖離を埋めるために準備すべきこと、を確認します。問題解決のためには、次のようなプロセスを踏んでいくことが有効です。1.到達点の確認(Attainment)2.現状の確認(Staite)3.乖離の確認(Confirmation)4.解決策の思案(Solution)5.解決策実行のプラン(Plan)6.解決策の実行(Do)7.実行した解決策の効果測定(Check)8.解決策の修正・実行(Action/Adjust) 今回の表題「優先順位の判断基準」は、4.「解決策の思案」部分におけるテーマです。A案、B案、C案…。どれも捨てがたい妙案だとした場合でも、優先順位を決めて実行していかなければ、限られた時間や資源を有効に使うことができません。優先順位を決める判断基準には、次のようなことを軸においておくと、迷った時の座標になります。🔶時間的要素(緊急度)🔶物理的要素(重要度)🔶空間的又は社会的要素(影響度) 時間的要素(緊急度)とは、与えられている時間的余裕(〆切)のことをいっています。物理的要素(重要度)は、それを実行することで掛かる時間や人員、コストなど。そして、空間的又は社会的要素(影響度)は、その決定をすることで、組織や社会にどこまで影響が波及するのか。さらには、その決定はどの位の時間影響を与えるのか、について考慮することが有効です。 優柔不断な人は、普段のトレーニングの場として、外食の時のメニューを決めるときにこの3つの要素を思い出してみてください。例えば、減量目標との乖離があるとき。 ・・・時間的要素はあまり関係なさそうです(昼休憩が少ししかないときは、早くでてくるメニューにしなければなりませんが…)。次の物理的要素はどうでしょう。ちょっと関係しそうですネ。主食以外でお腹を満たそうとすると、往々にしてエンゲル係数が高くなりがちで、お小遣いにも影響してしまいそうです。空間的又は社会的要素はどうでしょうか。あなたが減量に成功することで、社会的にどのくらいの影響があるのか。 「自分がやせたところで、社会的な影響なんてない?」いえいえ、そんなこともありません。あなたが健康になることで、家族は喜ぶでしょうし、将来病気になるリスクが減れば、医療費などの社会保障費の負担は確実に減っていきます。健康でいられる時間は空間的要素に影響し、病気になるリスクは社会的要素に立派に影響するのです。 問題の大小に目が行きがちですが、どこから手を付けてよいか分からない問題ほど、まずはバラバラに分解して、一つずつ検証していくことが重要です。その検証過程においては「優先順位の判断基準」を拠り所にするのが有益です。

精神論について

 こんにちは。ホワイトボックス(株)の阿部です。 2年後のオリンピックを前に、アマチュア競技団体の不祥事が連発しています。 レスリングのコーチのパワハラ問題、アメフト部監督の反則指示、そしてボクシングの助成金不正流用に端を発した組織の在り方が問われたかと思ったら、今度はチアリーダー部でもパワハラ問題と、まるで叩けば埃がでる古い畳のような状態が続いていますネ(--;) 考えてみれば、ほんの20年ほど前でさえ、精神論が多くの競技の中心におかれていたように思います。精神論は、人格形成において重要な役割を果たすものの一つだと理解していますが、本来その精神論は柔軟であるべきだと、個人的には考えます。精神論における柔軟性とは、いろんな考えがあることを認めること。そして、それらを試すことを恐れないことではないでしょうか。  あれをしてはダメだ。これができなければダメだ…。  本来、個人競技であれば個人の技能体力を念頭においた指導が行われて然るべきはずなのに、過去成果を出してきた方法が何年もまかり通る。団体競技であったとしても、根っこの指導という部分では同じであるはずなのに、集団から取り残された選手は、勉強ができない生徒よろしく落ちこぼれていく…。  例え競技の世界で落ちこぼれたとしても、それを乗り越えていける新たな出会いがあれば幸いですが、いつまでもそこに固執してしまい、落ちこぼれたという事実から抜け出せない選手もいるかもしれません。  柔軟性を欠いてしまったゴムが劣化し壊れやすくなるように、硬直化した思考は脆さも同時に抱えてしまうように思えます。恐れず、弛まず、しかし張り詰め過ぎず。変化を恐れることなく、また試みを卑下することもなく。  脚下照顧。視野を広くとり、また常に自らの足元をみることも忘れずにいることが肝要ではないでしょうか。

”置き換え”のSkill

こんにちは。ホワイトボックス(株)の阿部です。皆さんは「伝える」の得意ですか?上司や同僚、あるいは部下だったり、または顧客だったり。相手が上司であれば、自らの企画を。営業の人であれば、顧客相手に自社の製品やサービスを。相手の腑に落ちさせ、行動へと促すように「伝える」には、どうすればよいのか。そんなことを考えさせられています。今のところ辿り着いている一つの答えは、「相手の環境を意識させるように、置き換えて話をする」ということ。ポイントは、1.一見、普段の自分達の生活には関係ないような事柄でも、  相手自身が気づいていないメリットを見い出してあげること。2.そのメリットをイメージしやすいように、  STORYで話すこと。こういったところにあるんではないか、と。大事なことは、”聞き手の興味を呼び起こすこと”そのために、相手が関係ないと思っているような事柄を、相手の環境に置き換えて話しをする。例えば、診療報酬や介護報酬の話しを現場のスタッフさんに話す場合、ただ点数が○○点になったとかいった、機械的な話しをしてもまず聞く耳もってくれません。それぞれの報酬が評価されている意味や、そこから考えられる将来の予測。また、他で実際に先駆けている事例などを示し、メリットになることを想像してもらう。相手の腑に落ちれば、相手は興味を持って話しを聞いてくれるし、そうして相手の気持ちがあがれば、次の行動へ促しやすくなります。うまく伝えるスキル。自分のものにしたいですネ。